国際有機農業映画祭2008 開催にあたって

国際有機農業映画祭2008上映作品 農と食をめぐり、世界が揺れ動いています。食料価格の高騰が津波のように人びとを襲い、その背後では、農業を市場競争に投げ込む自由貿易の広がりの中で、それぞれの地域で、それぞれの風土と経済的社会的条件に合わせて発展してきた農民による農業の崩壊が進んでいます。農民は化学肥料や農薬、遺伝子組み換え種子などを駆使した大規模な工業的農業に駆逐され、農地から、水から引き剥がされているのです。
 現実がそうであればあるほど、もう一方で有機農業への評価と期待は高まっています。食料危機の只中の08年4月、国連機関や各国政府、NGO、企業関係者を交えた国際機関「開発のための農業技術評価」(IAASTD)は、小規模農民による有機農業こそが21世紀の社会、経済、環境を守る生産方法であることを世界に宣言しました。
 この地球上に生きる人びとには、平和に、尊厳をもって生きる権利があります。人だけでありません。あらゆる生き物は自らの生命を再生産する権利を持っているのです。平和的生存権ともいえるこの権利を具体化したものこそ、有機農業なのです。
 私たちは07年11月、多くの皆様のご支援をいただき、初の国際有機農業映画祭2007を開きました。引き続いて今年も、農と食の営みを作り直し、あらゆる生き物が共に平和に生きられる世界になることを願い、「土からの平和」をテーマ に、国際有機農業映画祭2008を開催します。

 代表ご挨拶 

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国際有機農業映画祭2007 開催にあたって

 環境汚染、健康被害、土壌劣化、水汚染、家族農の減少、遠距離輸送、食糧システムの寡占化などをもたらしてきた近代農業のあり方を転換させる試みが世界各国で確かな広がりを見せています。
 FAO(国連食料農業機構)が2007年5月、ローマで開催した「International Conference on Organic Agriculture and Food Security」の報告書では、現代の食料生産システムが抱える矛盾に対して、有機農業の有効性を指摘して注目されています。
 地域農業が守られ、安全な栄養価のある食べ物が供給され、近くで手に入れることができ、多様性による安定性があり、きれいな水や良質の土壌を生み、こうした食べ物の利用により適切な栄養の確保ができ、人々の健康へつながることなど。
 日本では昨年末、有機農業推進法が成立し、国の政策として位置づけられるという画期的時代を迎えています。しかし、まだまだ有機農業への誤解、認知度の低さがあるのが現実です。日本においては有機農産物の流通に占める割合は慣行野菜の1%以下と言われています。
 有機農業をさらに推進拡大させるための一助として、私どもは有機農業に関心を寄せるさまざまなジャンルの方からなる実行委員会を立ち上げ、有機農業の世界に関係する優れたドキュメンタリー作品を一挙に上映する映画祭を企画しました。

主催:国際有機農業映画祭実行委員会 
代表 大野和興 


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