国際有機農業映画祭2011開催にあたって

スチール集合
 今年、国際有機農業映画祭はついに5周年を迎えました。いろんな思いを込めて「ついに」と書きました。組織もお金もない者どうしが集まり、よくやってこられたなあ、という思いがまずあります。私たちの映画祭がひとつのきっかけとなって、各地で同じ趣旨の映画祭がもたれるようになりました。これも5年間のたまものでしょう。

 もうひとつ、決定的な「ついに」があります。3月11日、東日本を襲った大震災、そして福島第一原発事故です。3月11日の出来事は、この社会のありよう、私たちのくらし、生き方、考え方に根底からの転換を迫っています。わたしたちは、これから何十年、何百年と続くであろうあらゆる生命体の危機のとば口に立ったばかりなのです。原発の暴発は地球上の生命を成り立たせている循環を壊し、その上に成り立っている自然と人、人と人の関係性を断ち切ってしまいました。

 それは、これまでつくる人・食べる人が手を携え、営々と築きあげてきた有機農業の存在をも破壊するものとして、わたしたちの前にたちあらわれました。同時にわたしたちは気づきました。有機農業こそが、原発という存在に立ち向かえるものであるということに。自然の循環と、自然と人の共生と、人と人の共存の上に成り立ち、その循環と共生と共存をつくりあげてきたものこそ、有機農業にほかなりません。3・11があらわにした現実を踏みしめながら、実践としての有機農業、行動としての有機農業、そして思想としての有機農業を、この映画祭を通して表現したいと私たちは考えています。

 そんな思いを込めて、わたしたちは、2011年有機農業映画祭のテーマを、≪それでも種(たね)をまく≫と決めました。ご一緒に、歩み出しましょう。


2011年9月
国際有機農業映画祭運営委員会一同
代表  大野和興


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  • 2013/07/31 2:21 PM
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